富士見へ行ってきた。

 建築確認を申請中ですが、許可がなかなか下りません。業者さんもてこずっているようです。

 妻と一緒に富士見町の現地へ行って工事の進捗状況を確認し、業者さんに話を聞き、打ち合わせをすることにしました。 

 ボロ屋へ向かう坂道を登っていくと、床と柱と変わり果てた姿のボロ屋がありました。想像していたより屋根がしっかり残っています。(屋根の三角の下の部分にキツツキの穴が開いているのが分かりますか?)

 業者さんは既に来ていて、お隣のAさんとともに出迎えてくれました。Aさんには富士見町の有名店のパンをいただきました。美味しかったです。

このブログには今のところ二人のお隣さんが登場しています。「お隣さん」では話がこんがらがる可能性が出てきたので、これからは「Aさん」「Bさん」と呼びたいと思います。

Aさん:我が家の北側に別荘に持っていて、週末別荘生活です。ご主人と娘さんも来てみえるようですがまだお会いしたことがありません。富士見にきて最初に親しくなったお隣さんで、薪ストーブや小上がり和室を設置しよう決めたのはこの方の影響が大きいです。

Bさん:我が家の東側の坂を少し下った場所ににお宅があり、ご夫婦で定住生活を送って見えます。我々夫婦が送ってみたいと思っている別荘生活を実践されてみえて、いろいろ教えていただきました。あこがれのご夫婦です。気さくな奥さんで、時々解体工事の進捗状況をメールで報告していただいたりしています。

 道路側から東方向です。柱越しに八ヶ岳が見えるはずなのですが・・・。この日は雨のため雲の中に隠れています。

 床板がすべて外され、基礎部分が剝き出しになっています。この基礎工事から本格的なリフォーム工事が始まるはずなんですが・・・。

 地盤が下げられ、土留め用の自然石が既に搬入され、道路側の外構工事は始まっていました。駐車場の部分が思っていたより広く、縦列駐車で2台分確保できそうです。

仮設トイレも設置されてました。これで我々もここに長時間滞在可能になりました。

 屋根裏部分にトックリバチの巣を見つけました。キツツキの穴から入った様です。でも、別荘建築後に戻ってきてもらっては困ります。業者さんによるとこの辺りにはスズメバチも多いということです。

「来て良かったね。現場を見てリアリティーを感じることができたね。」と妻が言っていました。別荘建築が徐々に進んでいるという実感を持つことができました。

 

 さて、建築確認許可が遅れて基礎工事に入れていない原因ですが、業者さんによると下記の2つの理由があるそうです。

①浄化槽の設置場所

 購入した土地は二筆に分かれていて地目が違います。ボロ屋の建っていた部分は「宅地」、東側の部分は「山林」です。計画では浄化槽を山林部分に埋めることになっていたのですがこれが問題になりました。数年前に山林部分を伐採した時に、「この土地は樹木の自然発生で自然林に戻す」という旨の書類を業者さんが役場に提出したようで、山林部分に浄化槽を埋められません。結局、浄化槽をウッドデッキの下の部分に埋めることになり、書類を再提出するそうです。

②建物未登記

 そもそもボロ屋は未登記の建物だったようです。調べてみると土地購入の重要事項説明書に「建物未登記」という文言が手書きで書き加えてありました。そのため耐震基準の確認がすぐにできず、現在、建築士さんと役場の担当者さんの間で調整(?)が行われているようです。

 

 工期がどんどん遅れそうですが、もともと来年の3月の定年の時点で完成させるつもりだったので大丈夫・・・・・・・と思いたい・・・・・。