匠亭(たくみてい)

 富士見から国道20号を北に向かって進み、茅野市に入ったすぐの場所にカントリーレストラン匠亭があります。外観の写真を撮り忘れてしまいましたが、ログハウスの小洒落た店構えの地元で有名なジビエ料理店です。

 店内はジビエ料理のレストランらしく鹿の角などで装飾してあり、壁には数多くの写真やポスターが飾られていました。小さな博物館のようでした。

 諏訪大社には、『鹿食免(カジキメン)』と呼ばれるお札があります。鹿食免とは、肉食を禁忌としていた時代でも「このお札を持っている者は鹿や猪などの動物の肉を食べても良い」とされていたお札で、現在も諏訪大社で授かることができるそうです。・・・という事で諏訪地方では昔から鹿肉や猪肉をよく食べられていたようです。

 匠亭ではハンターでもありフィッシァーマンでもあるマスターとそのお仲間が、山や川で自ら獲ってきた鹿肉や猪肉や岩魚や山女を様々な調理方法でいただくことができます。

 僕が注文したのは、鹿肉の唐揚げ定食。ボリュームたっぷりです。ジビエ特有の臭みも全く無く柔らかくてとても美味しくいただきました。

 妻と母親が注文したのは鹿肉のカレーセット。鹿肉がとても良く煮込まれていて柔らかく、ルーもしっかりしていたそうです。

 ジビエ料理は敷居が高いという印象があって、一度行きたいとずっと思っていながら入れなかった匠亭。いざ入るとリーズナブルで、何度でも来たいと思える店でした。次は猪肉をたべたいなあ。ごちそうさまでした。

2件のコメント

こんにちは 匠亭 南諏訪インターに近いので、私も何度か行ったことがあります。
あそこの御主人は自分でも狩猟をしているらしく、運が良いと珍しい肉や部位を出してくれる事があります。

近くに茅野市営温泉の金鶏の湯もあり、その傍らの「勝山そば」もお勧めです。
ここの御主人は最近 増えてきた「寒晒し蕎麦」の指導者です。

鹿の唐揚、美味しかったです。メニューを見ると食べたい料理がたくさんあります。何度も通うことになりそうです。何度も行けば珍しい肉や部位に出会える事もあるかもしれませんね。

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