井戸尻マジスゲェ!!

 JR富士見駅周辺の商店街を歩いていると「井戸尻マジスゲェ!!」というのぼりや旗があちこちにあります。かなりキャッチーなこのコピー、前から気になっていました。井戸尻は富士見町にある「井戸尻遺跡」のことです。

 井戸尻遺跡(いどじりいせき)とは、長野県諏訪郡富士見町にある縄文時代中期を中心とする集落遺跡です。釜無川に向かって緩やかに落ち込む傾斜地にあるので湧水が豊富であり、この水に恵まれた環境が集落形成の要因になっていると考えられています。現在、遺跡の周辺は公園になっています。縄文住居が復元され、目前に甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、富士山を望め、大賀蓮等の季節の花々や、水車小屋が観られる素敵な場所です。公園内には井戸尻考古館があり、出土した貴重な土器や石器、再現した住居や食物・衣類などが展示されている他、土器や土偶など文様解読で明らかになった当時の宗教観念や世界観・神話などをわかりやすく紹介しています。

 富士見駅の周辺には「令和と縄文をつなぐ場所!縄文のまち富士見」というのぼりもありました。

「高原の縄文王国」という言葉も・・・。

 富士見町は今、この井戸尻遺跡推しで町おこしをしようとしているようです。

 

 そして、10月は「富士見縄文ハロウィン」を開催中。

 商店街の各店舗がそれぞれ工夫をこらしたイベントを用意してポスターで宣伝しています。

 縄文人が好きだった栗とくるみを使ったオリジナルメニュー「モンブランパフェ」

 フリーマーケット、ハロウィンパーティー、仮装、楽しい企画が盛りだくさん。

 ジャック・オー・ランタン、ホコ天、ライブ、ゲーム、縄文謎解きツアー。文字を見るだけでも楽しい気分になってきます。

 

 そして、縄文ハロウィンにあわせて街のあちこちにカボチャが並んでいます。

 あっちにも。

 こっちにも。

 

 諏訪や小淵沢に挟まれて、マイナーなイメージがある富士見町。でも、富士見の方々が街おこしに頑張ってみえる姿を見る事ができて、なんだか嬉しくなってきます。何より楽しんでみえるのが素敵です。この町を知って2年、住んで1年(正確に言えば住んではいません。通ってるだけ。)ますます好きになっていきます。

 富士見町マジスゲェ!!

 

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