久しぶりの投稿です。ボロ屋に水仙が咲いていました・・・。
見積書(3回目)が届きました。やはり、希望額へのコストダウンは図れていませんでしたがそれは想定済みです。前回打ち合わせをした時点で、希望額へのコストダウンは無理があるという認識でした。それでも業者さんは下請け工務店を変えてくれたり、中古の薪ストーブを探してくれたり親身になっていろいろ考えていただいたと思っています。
前回の打ち合わせから3回目の見積書まで1か月程の時間を要したのですが、この時間は我々夫婦にとって、腹を決めるための時間でした。「どんな金額の、見積書が来ても契約しようね」と話し合っていました。結局どれくらい下がったのと問われると、大した事の無い金額なのですが、コストダウンのために業者さんとやり取りをした事は無駄ではありませんでした。工事のひとつひとつの内容について深く知ることができたし、業者さんの誠実な人柄も知ることができたし、最初になんとなく作った別荘の間取り図の中から我々夫婦にとって必要なものと不必要なものを見極めることが出来ました。
例えば、薪ストーブについては、業者さんが「イントレピッドⅡ」(赤)を安価な価格で探してくれたのですが、いろいろ考えた末に、コストダウン出来ないけれど「ネスターマーチンS33 B-TOP」を設置することにしました。妻は赤に少し魅かれていましたが、僕は譲れませんでした。
例えば、窓や扉は、配置を考えて数を減らしましたが寒冷地仕様などは譲れませんでした。
例えば、ウッドデッキについては面積を狭くしましたが、これ以上は狭くできないという線が存在しました。
ただ単にコストを下げることが目的ではなく、別荘を持つということの意味を深く考える事ができた有意義な一か月であったと思っています。
業者さんのメールは以下のように締めくくられていました。
「建材、木材含めアメリカ市場の住宅建築が活発化していて、入手困難+20%の値上げ通知がされました。見積は値上げ前ですので、木材など主要材は勝手に見切り発注してます。仮に〇〇様が不要になっても、当方で使用しますので心配しないでください。又、工務店を変えたことで先方の工事着手時期希望が来ています。5/10頃から解体工事に着手したいとのことです。見積り回答が遅い上に、金額もあまり下げられず、工事着手時期希望だけは早くなっており、本当に申し訳ありません。ご検討、ご回答の程、宜しくお願い致します。」
多少「早く契約してほしい…」と業者さんに急かされているような感じがしますが、中国の木材需要の増加や、コロナ禍での大規模な金融緩和政策が取られたアメリカなどの新築住宅の建築需要の急増によって、輸入木材不足が深刻化しているのは本当のようです。このあたりが、契約する潮時のようです。
…ということで、
リフォーム工事の契約をしたいという旨のメールを業者さんに送りました。
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