10月16日(日)に富士見町の若宮八幡神社で行われた御柱祭を見てきました。
今年は諏訪大社の御柱祭の開催年で5月に盛大に行われました。諏訪大社の御柱祭が終わると諏訪の各地域で小宮祭が夏から秋にかけて行われます。小宮祭とは点在する神社それぞれが地域ごとに実施する御柱祭の事です。規模は小さいですが地域密着型のアットホームなお祭りです。若宮八幡神社の御柱祭もその一つです。
今年の夏、武智川の横に置かれた若宮八幡神社の4本の御柱を見つけるまでは「諏訪大社の御柱」しか知りませんでした。ネットでいろいろ調べてみると、諏訪の各地で同じ様な小宮祭が実施されていることを知りました。
朝、御柱のスタート地点の子の神(ねのかみ)に到着すると、御柱を前に神事が始まっていました。その後、祭りの世話人の方々の挨拶があり、「今回は飲食は一切無しです。皆さんに提供できるアルコールは、消毒用のみです。」という言葉にちょっとした笑いが・・・。コロナ禍の中の祭り、対策を講じながらの実施です。
メドデコに乗って気勢を上げる氏子。いよいよ出発です。
集まっている人達には黄色いロープが手渡されます。それを御柱に繋がっている長い縄に結んでみんなで引っ張ります。勝手がわからず戸惑っていると、地域の方が「こうやってやるんだよ」と結んでくれました。皆さん優しいです。
御柱の後ろからは重機で押します。
木遣りやラッパ隊の演奏の中、街中を進んで行きます。
空は晴れ。とてもいい天気。お祭り日和です。向こうに見えるのは入笠山。
午後は建御柱です。子供たちが一生懸命応援しています。右のほうに少し見えているのが御柱です。飾り付をしたり、持ち上げるロープを括りつけたりいろいろやることがあるようです。
高所からロープで引き揚げます。
安全第一の慎重な作業。
終了予定時刻には終わらず作業が続きます・・・。 実はこの後所用があって愛知に帰らなければなりません。残念です。ぎりぎりまで粘りましたが、後ろ髪をひかれる思いで富士見を後にしました。
立っている御柱の画像は次回富士見に来た時に・・・。
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