足場が撤去された日。目の前の別荘の姿に感動し、玄関から中に入ろうとした時、事件は起こりました。玄関を開けるにはナンバー式のキーボックスを開け、中から玄関のカギを取り出してドアを開けるというシステムなのですが、このキーボックスが開かない・・・。何回やっても開かない。ナンバーを確認し、やり直しても開かない。開く感じが全然しない。「ちょっと貸して」と、妻がやっても開かない。力づくでも開かない。原因がわからない。雨が降る中、半分体を濡らしながら玄関前に立ち往生。昨日までの愛知は気温が30℃近くあったのに、雨の富士見の朝は約10℃。寒さが身に染みる。どうしようもなくなって車に退避し、もう一度キーボックスを開けようと試みるが、開かず。 さっきまでの感動が一遍に吹き飛び、テンションが下がりまくりです。どうしようもなくなって業者さんの携帯に連絡を取りました。
しかし、生憎業者さんは他の場所で仕事中で身動きが取れないということで業者さんの奥さんが事務所にある合鍵を持って来てくれることになりました。30分ぐらい待ったところで奥さんが来てくれてやっと別荘の中に入ることができました。ホッとしました。
しかし、不運は続きます。
部屋に入って進捗状況の確認をしたり、写真を撮ったり、業者さんが置いておいてくれたカタログを見たりいろいろやったところで、ふと別荘の外観の写真を撮っていないことに気づいて雨の中を外に出て写真を撮ることにしました。寒い事は寒かったけど、雨に濡れながら写真を撮ることは2週間前にもやっているのでそれほど苦痛ではありません。前回の失敗を教訓に、レンズに雨粒が付いているかを確認し、付いていれば布で拭き取りながら写真撮影をしました。
別荘のベランダ側は土の斜面になっています。 斜面から別荘の前面を盗ろうと夢中になってシャッターを切っている時でした。 土が水分を含んで泥るんでいるところでバランスを崩してズルッと滑って、お尻から泥に滑り込むような形で転んでしまいました。お尻は泥まみれ。瞬間、地面に手を付いて手も泥まみれ。散々な事になりました。
不運はまだまだ続きます。
起き上がって外に設置してある水道で手を洗い、泥だらけのズボンをどうしたものかと考えていた時に、デジカメが無い事に気づきました。転んだ瞬間、デジカメは手から離れて転がり落ちたようです。慌てて転倒した場所に戻ると、泥だらけのデジカメが無残な姿で横たわっていました・・・。 水道で洗うわけにはいかないので、ありったけのティッシュで泥を落としましたが、あとの祭。デジカメはウンともスンとも言わない状態になってしましました。
自宅に帰ってからSDカードを確認すると、SDカードは生きていたのでこのブログの画像は確保できていますが、デジカメは使用不能になってしまいました。ちなみに、SDカードに最後に残っていた画像が下のものです。転んだ瞬間に、何らかの力が加わってシャッターが押されたものと思われます。
それにしてもついてない一日でした。本当は嬉しいはずの一日だったのに、次から次へと事件が起きました。こんな日は珍しいです。神様は、何らかのバランスを取ろうとしていたのでしょうか・・・。
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