蓼科親湯温泉

 蓼科で一泊した時に泊まった温泉が蓼科親湯温泉。

 創業大正十五年のこの宿、伊藤佐千夫と平福百穂をはじめ、島木赤彦、斎藤茂吉、土屋文明、高浜虚子、柳原白蓮などの多くの歌人や文人がこの宿を訪れ作品を残していったそうです。宿に入るといたる所に文庫本が並べられていて、「みすずLounge & Bar」や「岩波文庫の回廊」が設置されています。蔵書3万冊のLibrary Lounge はレトロな雰囲気でとても素敵な空間でした。

母親は黒くピカピカに光った床に感心していました。

 この日の部屋はユニバーサルデザインの蓼科クラブ。クラシックモダンなインテリアがそろったとても広い部屋でした。落ち着いた雰囲気の中でくつろぐことができました。事前に母親が足腰が弱いことを伝えておいたのでチェックインの時から車椅子を借りることができました。食事場所や温泉に長距離移動する必要がありとても助かりました。

 食事は和フレンチをベースにした「蓼科 山キュイジーヌ」。トマトのファルシと締めで出たスープカレーが美味しかったです。

 朝食は品数も多く食べきれないほどでした。バイキングの野菜サラダがとても新鮮でした。

 大浴場は、露天風呂から見える渓流の緑が心地よくゆったり入ることができました。個室露天風呂もあり予約していたのですが、時間に寝過ごしてしまいました…残念。女性用に渓流露天風呂が別にあり、妻は「素敵なお風呂だったよ」と言っていました。

とても良い宿でした。また泊まりたい・・・。

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