業者さんから連絡が来ました。
「山荘建築日程についてご連絡いたします。当初の計画ではすでに基礎工事が完了し、大工工事の予定ですが、諸事情により遅延が発生しておりますのでご説明いたします。建築確認申請を増改築で申請しましたが、再度新築で提出するよう指導が有り、来週月曜日に諏訪地域振興局建設課に提出予定です。・・・(略)・・・。尚、確認申請を待っている間は、事前着工ができませんので、基礎工事もコンクリート打設手前でストップさせています。建築パトロールの際に事前着工が発見された場合は、厳しい指導が有るので、その指導を受けない範囲ぎりぎりで止めてます。・・・」
先週富士見に現場を見に行った時に、工事が進んでいないような気がしていましたが、やはり進んでいませんでした。こんな事になっているとは・・・。がっかりです。再提出後、10日ほどで許可が下りるそうですが、その間工事はできません。そもそも、リフォーム工事だと思っていたこの工事。結局、新築工事だったようです。(このブログのカテゴリーも「リフォーム」から「別荘建築」に変更しました。)
さらに、追加工事の要請が・・・。
「この間に、既存残置部分の基礎について内部の鉄筋が施工されているか、超音波診断機で調査したところ「無筋」状態のようでした。その為、この部分の耐震や建築物の重量を受けることが問題ないよう、追加で鉄筋配筋とコンクリート追加打設を施工したいと思います。新築での確認申請書内へは特段その工事内容を追加しませんが、設計士として現行基準に適合するよう施工しておきたいとの見解です。この費用負担については当方の建築前調査に見落としがあったともいえますので、負担したいと思います。只、全体のコストも厳しいので可能でしたら○○%程度のご負担をご検討いただければ幸いです。」
安全性が第一なので追加工事を受け入れるしかありません。昭和の時代の未認可の建物なのでこんな事もあるかと思います。なぜ事前に調べておくことができなかったのか疑問です。業者さんが全額負担するべきでは?と思ってしまいます。
先日、工程表を送ってほしいとメールを送っておいたので、以下のような返事がありました。
「全体的な工程表は、確認申請受領のタイミングに合わせて作成します。具体的には、既存基礎部補強工事、仕掛基礎部の型枠設置、コンクリート打設、枠撤去、埋め戻しとなります。その後、浄化槽設置工事後に、建物周囲の仮設足場設置を行い、いよいよ建物本体の増改築に進むようになります。大変ご心配をおかけし申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い致します。」
秋までの完成は微妙になりました。
別に急いでいるわけではありません。
工期が遅れる事はいいのですが、コストが上がっていくことが不安・・・。
当初の増築計画と異なり,新築扱いになりましたか。 工事ストップで残念ですね。
悪い事だけでなくて,もしかすると新築だから税金の減免が受けられるかもしれません。
(条件は様々あるので,多分 請負側がご存じと思います)
旧基礎が無鉄筋(不足?)と判ったのは良かったですね。上物が出来たら直すのは困難ですから,
費用増加ですが,知らずに不具合が出るよりはよかったと思います。
はやく許可が下りて工事が進む事をお祈りします。
建設課は、業者さんがやろうとしている事に対して法律に適合しているか確認しているわけで、指導が入るということは決して悪い事ではありませんね。指導が入ったことによって業者さんも不安要素を取り除こうと考え既存残置部分の基礎に鉄筋が入っていない事も判ったわけだしお役人がしっかり仕事をしているということで感謝しなければ…。工事を急いで進めて後から不具合が出るより余程良いですね。「建設局に工事を邪魔されている」というような認識ではいけないということに気づきました。コメントありがとうございました。