「寒の土用丑の日」って知っていますか?
諏訪湖に面する長野県岡谷市は天竜川の源として古くからうなぎの漁獲量、消費量が多いそうです。だから岡谷市には数多くのうなぎ屋が存在します。実はうなぎが最もおいしくなるのは、産卵や冬眠に備えて脂の乗りが良くなる秋から冬。岡谷市では、1月最終の丑の日を「寒の土用丑の日」と制定して全国に広めようとPR活動を展開しているそうです。
・・・ということで、3泊4日を別荘に籠るという最初の目標を撤回して、冬の美味しいうなぎが食べたくて、岡谷にある「うなぎ水門」に行きました。諏訪湖から天竜川に流れる水の放水量や水位を調節するために建設された釜口水門のすぐ近くにあるので、この店名なのかなあ。
店に到着して車のドアを開けるとうなぎを焼くいい匂いがしてきて来ました。誘われるように店内に入るとさすが平日の金曜日。待つことなく席にスムーズに座れてしまいました。注文したのはうな重特上(4切れ)です。奮発しました。
運ばれてきたうな重は御飯の上に2切れが乗っていて、もう2切れは別のお重に乗せられていました。分厚くてボリュームたっぷりです。肝吸いと野沢菜も付いてきました。うなぎは蒸さずに焼かれていて、味付けは岡谷のうなぎの特徴でもある甘い味付けです。僕はこの濃い味付けが大好きです。ご飯よりもうなぎの比重が大きいバランスなので、できればもう2切れのうなぎの下にも御飯が欲しかった・・・というのが正直な感想。いくらでも食べられそうです。ちなみにうな重極上(7切れ)というのは、ご飯とうなぎのバランスはどうなっているのだろう?
とても美味しくいただきました。お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。
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